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日本語能力試験N1,N2合格者のお知らせ
昨年12月に行われた2013年第2回日本語能力試験の結果が届きました。
合格したみなさん、おめでとうございます。

【N1(1級)合格】
阿南部品株式会社 王 燕(おう・えん)さん(写真:左)
河南省洛陽市出身 2012年1月入国

試験を受ける以上は合格したい気持ちがありましたが、合格するのと同じくらい日本語の実力をつけることも大事と自分に言い聞かせていました。試験当日、自分でも意外なくらい緊張しないで済んだのは、それがよかったのかもしれません。私は聴解が苦手だったので、会社の日本人に暇があれば話しかけるようにしていました。最初はなかなか会話について行けなかったけれど、だんだんと普通の早さの日本語が聴き取れるようになり、会社の日本人の方とも仲良くなりました。だから日本語の勉強においては、失敗を恐れずにコミュニケーションをすることが一番大切だと思います。3年経って中国に帰国した後、もう一度日本に留学したいという気持ちか出てきました。これからも日本語の勉強を続けていきたいです。
【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社 廉 培培(れん・ばいばい)さん(写真:中央)
河南省焦作市出身 2013年1月入国

語学の勉強に近道はない、と研修センターの先生に言われたけれど、実際に試験に挑戦してみてその意味がよくわかりました。単語はたくさん知っている方が有利ですが、覚えては忘れる繰り返しでなかなか上達しません。聴解も重要ですが、いくら勉強しても自分では力がついたかわかりにくい。合格できる自信は最後までなかったです。試験の日はあまり緊張しなかったけれど、合否結果通知書を開けるときはすごく緊張しました。通知書を開いて「合格」の文字を見たときは、ちょっと信じられないくらい嬉しかった。努力した甲斐があったと思いました。
【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社 王 玲玲(おう・れいれい)さん(写真:右)
河南省獲嘉県出身 2013年1月入国

日本にいる間に日本語試験に合格するという目標を立てたけれど、日々の仕事や生活に追われているとだんだん不安になって諦めてしまいそうになったこともありました。周りの先輩や同期入国の仲間たちが一生懸命頑張っている姿を見て、自分もやらなければ、頑張らなければと己を奮い立たせました。本当に諦めないでよかった!合格したことで、私はこれからもっと勉強を頑張れる気がしてきて、残された2年のうちに1級に合格することが私の新しい目標になりました。実習生の皆さん、引き続き一緒に努力しましょう。
【会社ご担当者様より】

みなさん、合格おめでとうございます。王燕さん、先輩としてN1合格! 頑張りました。これからも沢山の日本語を勉強して、沢山の日本人と会話をして私たちを驚かせてください。応援しています!廉培培さん、王玲玲さん、結果通知書が送られてきてから、結果を開封するまでの二人の姿が忘れられません。その気持ちを大切に、次なる目標に向かって頑張ってください。

管理部  白上 大様


   JITCO日本語作文コンクールに趙文凡さんが入選!
 

  JITCO主催「第21回外国人技能実習生・研修生日本語作文コンクール」の入賞者が発表されました。コンクールには全国から3,773人の実習生が応募し、入賞・佳作合わせて50数名という狭き門をくぐり抜けて、株式会社渋谷文泉閣の趙文凡(ちょう・ぶんはん)さんが佳作に選ばれました!!!  
コンクールでは日本語の能力もさることながら、作文のテーマをいかに自分の言葉で表現するかという文章力が問われます。趙さんは入国直後のトラブルが原因で仲間の絆が壊れそうになったこと、初心に戻ってみんなで話し合い信頼関係を取り戻し
たことを、不安に揺れ動く感情を交えながら「雨、降って、地、固まる」というタイトルで綴りました。経友会では入国後も実習生の日本語学習支援を行っており、JEES日本語能力試験にはこれまで多数の合格者を出してきましたが、作文コンクール入選は初めてです。事務局からも心よりお祝い申し上げます。


日本語能力試験N1,N2に合格者輩出!
今年も経友会の実習生が日本語能力試験に合格しました。今回、吉林省出身の実習生が初めて試験に合格し、現地の送り出し機関の総経理から喜びの声が届いていますので、合格者のコメント、受入企業ご担当者のメッセージとともにご紹介いたします。

【中国送り出し機関より】

合格おめでとうございます。経友会からよい知らせが届き、涙が出るくらい感動しました。技能実習をしながら日本語を勉強するのは素晴らしいことですが、同時に大変な困難であったろうと想像します。「真剣にやれば不可能なことはない」という見本を示してくれてありがとう。あなたたちの行動は説得力をもって受け入れられるでしょう。今日の結果を手に入れることができたのは、受入企業の皆様と経友会の先生のおかげです。皆様の恵みと感謝の気持ちを忘れずに、より高いステ-ジを目指して挑戦を続けてください。
遼寧四方国際合作有限公司
総経理 韓 治波 様

【N2(2級)合格】
農事組合法人もんじゅ山 馮 琳琳(ひょう・りんりん)さん(写真:中央)
吉林省梅河口市出身 2011年7月入国

日本にいる間に何としても2級に合格したかったので、毎日少しでも本を読んで、わからないことがあれば積極的に日本人の社員に質問しました。みんな親切に教えてくれました。試験の前の日は緊張してよく眠れず、うまくできたか不安でしたが、合格できたのはとてもうれしいです。一生懸命に努力したら必ず報われると感じました。帰国したら日系の会社に勤めたいので、これからもっともっと日本語の勉強をがんばります。
 【会社ご担当者様より】

中国語に日本語、韓国語と3ヶ国語が堪能な琳琳さん、日本語能力試験2級合格おめでとうございます。日頃の研鑽の成果ですね。今後も引き続き努力され、ますます日本語に磨きをかけてください。

生活指導員 金井 美香様

 【N2(2級)合格】
有限会社金丸物産金井きのこ園 于 洋(う・よう)さん(写真:左)
吉林省梅河口市出身 2011年7月入国

私は聴解が苦手だったので、日本の映画やドラマ、ニュースを見てリスニングを勉強しました。覚えた単語を使って自分で文章を作り、日本人と会話するときに使ってみました。試験当日、あまり自信はなかったですが、いざ問題を見たら知らないことばかりで、一瞬ぽかんとしてしまいました。気を取り直して真剣に解き終え、会場を出てようやくほっと一息つきました。合格がわかったときは夢を見ているようで不思議な気分でした。日本語の知識は財産ですので、後輩にも積極的に試験を受けてほしいです。
 【会社ご担当者様より】

合格おめでとう。今までの努力が実りましたね。これからも頑張ってください。応援しています。

工場長 角田 勝様

【N1(1級)合格】
阿南部品株式会社 馬 雲静(ば・うんせい)さん(写真:右)
河南省偃師市出身 2012年1月入国

去年N2に合格して次はいよいよN1だ、と思って勉強を始めたけど、一度の挑戦で合格できるとは夢にも思っていませんでした。毎日少しでも勉強を続けることと、休み時間にはできるだけ会社の人と日本語でしゃべるように心がけました。試験が終わった瞬間は全然自信がなくてたぶんダメだと思っていましたが、通知が届いてみたらぎりぎりで合格していました。3年間の目標だったN1に受かったけれど、今の私の日本語力はまだまだ足りないと思うので、これからも日本語の勉強を続けていくつもりです。
【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社 趙 亜慧(ちょう・あけい)さん(写真:中央)
河南省博愛県出身 2011年5月入国

私の勉強法は毎日15分くらい日本語の文章を読んで、単語と文法を暗記し、後はテレビの日本語を聞くこと。言葉にすると簡単なようですが、毎日続けるのはとても大変です。試験の合格を知ったとき「自分が頑張ってきたことが証明されました」とうれしくなり、すぐに両親と友達に連絡しました。後輩の皆さん、自分の未来のために本気を出して日本語を勉強しよう。私も日本にいる間に1級に挑戦します!
【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社 申 苗苗(しん・びょうびょう)さん(写真:左)
河南省鶴壁市出身 2013年1月入国

もう会社に来てから半年あまり経ちました。職場で毎日日本人と話すチャンスがあって、私の日本語の向上にとても大きな助けになりました。語学の勉強に必要なのは、たくさん書いて、たくさん聞いて、たくさん話すこと。そして何回も何回も繰り返し記憶することです。助けていただいた同僚や会社の皆様に本当に感謝します。勉強の道は果てしなく長い、私はこれからも努力します。みんな一緒にがんばりましょう。
【会社ご担当者様より】

みなさん、合格おめでとうございます。日々の努力の積み重ねが実を結んだこと、本当にうれしく思います。 馬さん:昨年N2合格、今年N1合格と着実にステップアップしました。すごい! 今後も後輩のよき見本となって引っ張っていってください。 趙さん:2年間こつこつと勉強を続けてきた甲斐がありました。努力は大事ですね。ぜひ上のステップを目指してください。 申さん:入国して最初の試験での合格。頑張りましたね。更に上を目指して、もっともっと周りの人たちと話をして日本語に触れてください。 今回は8名受験し、みんなそれぞれ頑張っていました。これからも多くの実習生がチャレンジしてくれるように期待しています。

管理部長 熊谷 朗様


  はじめてのベトナム実習生来日、がんばって実習中!(2013年7月号)
 

  経友会初となるベトナム人実習生2名が5月に入国し、研修センターで入国後講習を行いました。経友会ではこれまで中国から200人を超す技能実習生を受け入れて来ましたが、中国とベトナムでは、母国の研修センターにおける入国前の日本語指導や教育方針も違います。また国が替われば実習生の国民性も接し方も変わってきます。
今回事務局が一番戸惑ったのは、コミュニケーションの難しさでした。ベトナムでは一般に入国前6ヶ月間の日本語教育を施しており、簡単な会話であれば平均的な中国人実習生と比べても遜色ありませんが、込み入った指示や微妙なニュアンスを伝えようとするとやはり日本語だけでは限界があります。筆談が通じないのも苦労した点です。中国人なら漢字を書いて見せれば簡単にわかることを、辞書を引いたり絵を描いたりして意思疎通を図りました。今回は専門的な講義や日本語授業は、送り出し機関の駐日事務所やベトナム人留学生に通訳をお願いして対応しましたが、受入人数の拡大に伴って専属の通訳を確保することも課題になります。
 しかし、言葉の問題を除けば、ベトナム人実習生は全般的にとても態度がよく、センターのルールや掃除など与えられた指示もきちんと守ります。職員からは「何年か前の中国人実習生を見ているよう」と言う声も上がるほどでした。こうしたベトナム人の勤勉な姿勢、向上心、我慢強い性格は制度の主旨に合致したものであり、3年間の技能実習でも大いに成果を発揮するものと思われます。経友会としても、中国に次ぐ第二の送り出し国としてベトナムの可能性に大いに期待しています。
 講習当初は不安もありましたが、全てのカリキュラムを無事に終了し、最終日には社長と奥様、中国人の先輩をセンターにお招きして日中越3ヶ国の料理交流会を企画しました。入社前に先輩・後輩の顔合わせを兼ねた親睦会でしたが、お互いに料理の作り方を説明したり、簡単なベトナム語を教わったり、みんなとても楽しそうに時間を忘れて交流を楽しんでいました。現在二人は日本人の上司と中国人の先輩に教わりながら、日々仕事に、日本語に一生懸命取り組んでいます。また先輩の中国人実習生も、国籍と言葉の壁を越えて熱心に指導してくれています。事務局では今後も全力でサポートを続けていきます。


今年も日本語能力試験に合格者を輩出!(2013年2月号)
日本語能力試験に今年も経友会からN2(2級)2名、N3(3級)1名の合格者を輩出しました。
今回、合格した二人の喜びの声をご紹介します。

【N2(2級)合格】
株式会社中信高周波  王 幸丹(おう・こうたん)さん(写真:左)
河南省偃師市出身 2011年1月入国

前回もN2を受けようと思って勉強していましたが、直前に気が変わって結局受験をやめてしまいました。試験が終わってしばらくすると、一度自分で決めたのに守れなかったことを後悔するようになり、今回は自信がなくても受けようと決心しました。日本語は定期的、継続的な勉強が必要です。新しいことを覚えると前の古いことを忘れてしまうので、復習も続けてやらなくてはいけません。私はまず簡単な単語を覚えて勉強のリズムを作ってから、文法に入るようにしていました。
 【N2(2級)合格】
株式会社中信高周波  王 貝(おう・ばい)さん(写真:右)
河南省穫嘉県出身 2011年1月入国

勉強方法は人それぞれですが、日々少しでも続けることで、塵も積もれば山となります。途中で何度もあきらめたいと思ったけれど、百瀬部長から時に優しく時に厳しく励ましていただき、心を奮い立たせることができました。試験当日、部屋に座って問題用紙を見るとプレッシャーが襲ってきて、試験が終わった後もしばらく緊張が解けませんでした。通知が届いて合格を知ったときは、信じられない気持ちでした。私は帰国後、日系の会社に入って日本語を活用し、日本人ともっと流暢に会話できるようになりたいです。これからがんばって1級をめざします。
 【会社ご担当者様より】

合格おめでとうございます。
王幸丹さんは来日した時から日本語の習得度が高く、期待していたので合格は問題ないと思っていました。王さんの力があれば、これからの勉強しだいで1級合格も可能性が高いと思いますので、チャレンジ精神で挑んでください。期待しています。
王貝さんは、実は今回一番心配していたのですが、その心配を覆すような成果を収めてくれて、正直私もびっくりしています。持ち前の粘り強さと地道な努力を続けたからで、本人の努力の賜物と嬉しく思っています。この経験を活かして一層努力し、1級にも挑戦してください。

総務部長 百瀬 雅一 様


  ベトナム実習生の現地面接を行いました。(2013年1月号)
 

  経友会では既報のとおり11月にベトナムの技能実習生送り出し機関、TMS(ティー・エム・エス)と実習生受入に関する協定を締結しましたが、早速諏訪の会社でベトナム人実習生の面接を行うこととなり、年明け早々1月に社長と訪越してきました。この会社では、これまで中国から「婦人子供服製造」職種の実習生を受け入れていただいて来ました。きびきびした態度や仕事への姿勢が日本人にも刺激になると喜んでいただいていましたが、最近は急速な経済成長に伴って中国国内での待遇が向上し、家族と離れて日本に行きたいという若者を探すのが年々困難になってきたのを実感していました。そんな中、ベトナムでも同職種の募集が可能であることを経友会からご提案させていただき、社長ご自身も今後のベトナム企業との提携など新たな国際展開の可能性があると判断され、ご決断をいただきました。

 選抜は適性検査、現地縫製工場での実技試験、面接を経て厳正に行われ、2人の実習生が合格しました。面接の後、社長には2人が来日前に日本語や生活習慣などを勉強する研修センターを見学していただき、すでに来日準備中の他県の技能実習生らと交流していただきました。突然の訪問にも関わらず、みんな習いたての日本語を使い目を輝かせて質問してくるのに圧倒されます。この時期ハノイは一年で一番寒いそうですが、それでもこの日の最低気温はやっと10度を下回る程度。「日本に行ったら雪を見ることができますか?」という質問にみんな興味津々。社長も研修センターの学習の様子を見学して教育方針などを確認され、ベトナム人の気質やコミュニケーションに対する不安なども解消されたようでした。

 ベトナム人実習生第1号は5月に入国予定ですが、経友会では引き続き中国人実習生も受け入れています。今後は受入企業様のご要望に応じて、中国とベトナムから技能実習生を並行して受け入れていく予定ですので、興味をお持ちの方は実習生受入担当(TEL:0263-31-5105)までお問い合せ下さい。また研修センターのご見学も随時お受けしていますので、お気軽に足をお運び下さい。


   ベトナムの送出し機関と実習生受入契約を締結いたしました。(2012年12月号)
 

 ベトナムは、日本から九州を除いたくらいの国土に9000万人近い人々が暮らしています。海に面して南北に細長く、料理も魚介を中心にあっさりした味付けが多いなど、日本との共通点も多いようです。手先が器用で辛抱強い国民性、中国沿岸部の1/2~1/3の人件費は日本の製造業にとって大きな魅力で、多くの企業がハノイやホーチミンの工業団地に進出しています。近年、日系企業の進出ラッシュは一段落した感がありましたが、先般の中国での反日運動や対日感情の悪化を受けて、再び「チャイナ+1」としての注目を集めているようです。
 ベトナム送出し機関の特長としては、一般企業だけではなく国や地方政府が運営する専門学校(技能訓練校)と提携して実習生を募集している点が挙げられます。意欲が高く優秀な学生が技能訓練校に入校して実習や日本語の基礎を学び、その中から実習生面接に参加する候補者を選ぶというシステムは、他国での一般的な技能実習生の募集方法と比べてかなり先進的と言えます。ベトナムでは、工員の賃金は日本や中国と比べてまだまだ低い水準にあり、多くの若者は家族の生活を助けたい、日本の進んだ技術を身につけて母国に貢献したいという情熱を持っています。今回、現地の技能訓練校や研修センターを見学させていただきましたが、真面目な態度で実習や日本語学習に取り組んでいる姿が印象的でした。
 なお、ベトナムでは漢字を使用しないため、個人差はありますが、中国人実習生よりも日本語の読み書き修得に時間がかかると言われています。現地の研修センターでは、漢字の学習は夜間や週末を基本とし、普段の授業では日本人教師との会話を中心に発音や意思疎通に力を入れておられました。平均的な中国の送出し機関よりも2ヶ月長く、面接前後計6ヶ月の日本語教育を施しており、日常会話については平均的な中国人実習生と比べても遜色ないと感じました。


  洛陽市で家族会を開催しました!(2012年10月号)
   経友会では、9月の現地面接に合わせて、河南省洛陽市出身の実習生家族と中国側送出し機関、日本側監理団体(経友会)の三者による家族会を企画しました。当日は、平日午後の開催にもかかわらず13名のご家族からご出席をいただきました。経友会からは、毎月受入企業を巡回訪問するときに撮りためた写真を持参して、実習生一人一人の仕事ぶり、会社の評価、健康状態などについて報告しました。普段からパソコンでチャットして顔をみていても、元気な笑顔がはじける写真は中国のご家族にとって一番のお土産になったようです。

 ちょうど中国では反日運動の気運が高まっていた時期でもあり、日中関係の悪化を懸念されるご家族もいらっしゃいましたが、日本で普通に生活している親日的な実習生に危害が加えられる恐れはまずないことを説明しました。ほかのご家族や送出し機関からも、「日中友好・交流のために日々頑張っている実習生を中国に残ったわれわれ家族は全力でサポートしよう」という力強い言葉をいただき、身の引き締まる思いがしました。

 帰国後、会社訪問してご家族の写真を配ると、他の出身地の実習生も集まってきてみんなで楽しそうに写真を眺めていました。異国で実習に励む彼らの支えとなるのはやはり何と言っても中国の家族です。今後もこうした交流の場として、各地で家族会を開いていきたいと思います。

日本語能力試験にスピード合格!
日本語能力試験に今年も経友会から合格者を輩出しました。入国後、短期間で見事N2試験に合格した二人の喜びの声をご紹介します。

【N2(2級)合格】
株式会社中信高周波  杜 桂平(と・けいへい)さん
河南省許昌市出身 2011年1月入国

私の兄は、昔長野に実習生で来たことがあります。中国に電話するとき、いつも試験を受ける大切さと勉強の方法を励ましてくれましたが、ときどきプレッシャーに感じるくらいでした。試験当日はとても緊張してしまって多分不合格だと思っていたので、合格の通知を見たときは涙が出るくらいうれしかったです。これでやっと兄に追いついたので、今度は兄が届かなかった1級に挑戦したい。
 【会社ご担当者様より】

杜さん、合格おめでとうございます。日ごろの努力の成果です。杜さんの勉強に対するひたむきな姿勢にはいつも感心します。その姿と実績が他の実習生にもよい刺激を与えています。これからも持ち前の粘り強さで1級合格を目標に頑張ってください。必ず杜さんの将来にプラスとなります。

総務部長 百瀬 雅一 様



【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社 馬 雲静(ば・うんせい)さん(写真:中央)
河南省偃師市出身 2012年1月入国

先週、7月に受けた日本語試験の合否通知書が届きました。合格できると自分で思っていなかったので、大変驚いて嬉しくて思わず飛び上がってしまいました。最近は毎日残業があり、仕事の後で勉強するのは正直つらいと思ったこともあるけれど、合格通知を見るとまた元気が出てきました。これからもっともっと仕事も頑張るし、日本にいるうちに1級にも合格したい!
【会社ご担当者様より】

馬さん、合格おめでとうございます。日々の勉強の積み重ねが実を結んだこと、本当にうれしく思います。彼女は控えめな性格ですが、仕事においても生活面においてもコツコツと努力するタイプで、私たちも見習わなければならないなと思います。入国して最初の試験で2級に合格することができました。まだまだ時間はたくさんありますので、ぜひ上のステップを目指してください。期待しています。

管理部長 熊谷朗 様



   姨捨の棚田で実習生が田植え体験!(2012年6月号)
  姨捨山伝説の舞台である千曲市八幡地区は、古くから風光明媚な土地として知られており、三峰山の山腹には斜面を階段状に耕作した「棚田」と呼ばれる2000もの小さな水田が連なっています。春の夜には水を張った田んぼの1枚1枚に月が映ることから「田毎の月」と呼ばれ、平成22年には国の重要文化的景観にも選ばれています。日本の原風景のような牧歌的で美しい棚田ですが、稲作をするうえでは水利や作業効率も悪く、とても厳しい環境です。
 今回、遼寧省の実習生を受け入れている千曲市の会社で休日に田植えをされると聞き、来日間もない3名を含む7名の実習生とともに、経友会事務局でも田植えを体験させていただきました。
 棚田は山の急斜面にあり、細長く曲がっていてトラクターなどの農機が入りづらいため、人力での作業が中心になります。水田の両端に等間隔でピンとロープを張り、社長と専務の号令の下、横一列に並んで手で苗を植えていきます。中国で田植えをしたことがあるという実習生もいますが、ほとんどの若い実習生にとっては初めての経験。おっかなびっくり泥の中に手を差し込んで苗を植えていきます。全員が自分の持ち場を植え終わるとロープを後ろにずらして半歩下がって同じ作業の繰り返し、と口で言うのは簡単ですが、間隔や深さを一定にしながらテンポよく苗を植えていくのは意外に難しいものです。
 やっと植え終わって後ろに下がろうとしても、今度はぬかるみに両足を取られて思うように身動きできません。隣の実習生に助けてもらってやっと脱出しましたが、先が思いやられます。それでも最初のうちは「まだ水がちょっと冷たいね」などとはしゃいでいたのですが、日が昇り時間が経つに連れてじりじりと汗が吹き出してきました。また、足場の悪い田んぼの中でずっと前屈みの姿勢を続けていると足腰があちこち痛くなり、途中からはみんな無言に…。黙々と作業を続け、2時間ほどかけてやっと2枚の田んぼを植え終わりました。

 農作業の後、カラカラに渇いた喉にしみわたる一杯の水のおいしかったこと。実習生たちにもやっと笑顔が戻りました。
 今日植えた苗がすくすくと成長して秋に金色の稲穂を垂れる頃には、みんな日本の仕事と生活にも慣れ、ますますがんばって実習を続けてくれていることと思います。彼女たちの日本での3年間が実り多きものとなることを願って、最後に全員で記念写真を撮りました。脈々と守り継がれてきた伝統的な棚田の田植えを体験し、実習生にもきっとよい思い出になったことでしょう。
 今から収穫の秋が楽しみです。
実習生の声援を受けて「新野祭り街道」を走る
新緑まぶしい6月3日、下伊那郡阿南町で新野千石平ロードレース大会が開催されました。今年で11回目を迎えたこのレースには、地区の人口にほぼ相当する1200人を超えるランナーが参加し、3㎞・5㎞・10㎞の部に分かれて健脚を競いました。
 今年は、経友会事務局の張先生が女性5㎞の部に参加。標高800mの高地に加えて、急なアップダウンの ある厳しいコースでしたが、実習生たちの大きな声援を受けて見事に完走を果たしました。レース後は、 地元のみなさんからご飯や豚汁が振る舞われたり、特産のアマゴ塩焼きや五平餅に舌鼓を打つなど、手作り感にあふれた家族的でほのぼのとしたレースでした。
 当日応援に来てくれた実習生の皆さん、来年はぜひ参加してみてくださいね。


2010年第2回日本語能力試験
経友会の実習生から、N1(1級)に3名、N2(2級)に5名が合格!(号外)
たゆまぬ努力を続け、今回も多くの実習生が日本語能力試験に合格しました。
合格者の喜びの声、受入企業様と中国送り出し機関代表者のお祝いの声を紹介いたします。

 【中国送り出し機関より】

日本語能力試験合格おめでとうございます。この知らせを聞き、私たち職員一同、大変嬉しく思っています。慣れない環境で実習しながらの日本語学習は、さぞ大変だったことでしょう。あなたがた一人一人の努力と、周りの皆様方のご支援、ご協力の賜物と思います。
残された日本での実習期間、日本語と同様に一所懸命に技能実習に取り組み、それぞれ次の目標に向かって引き続き努力を続けてください。そして周りの皆様とよりよい関係を築き、充実した時間を過ごして下さい。
よく頑張りました。本当におめでとう。

河南対外労務合作公司
総経理 許 衛傑 様

【N1(1級)合格】
株式会社中信高周波  周 麗娟(しゅう・れいけん)さん
河南省シン陽市出身 2008年3月入国


合格できたのは、会社の皆様と経友会の先生方の支えがあったからです。途中で嫌になったときもありましたが、サボらずに勉強を続ければ、帰国前に必ずいい結果が出ると信じてがんばりました。なんとか1級に合格できたけれど成績はぎりぎりでしたので、これからもまだ勉強しなければいけないことがたくさんあります。私はもうすぐ実習が終わって中国に帰国しますが、できれば日本語をいかせる仕事をやりたいです。そして帰った後もずっと日本語の勉強を続けていきたいと思います。
 【会社ご担当者様より】

周さん、1級合格おめでとうございます。常日頃の周さんの努力の成果です。ギリギリでも合格は合格、自信を持って更なる努力を重ね、将来の夢に向かって頑張ってください。周さんの書く字はとてもきれいで、いつも感心しています。帰国したら、そのきれいな字で手紙を書いて、会社のみんなに近況を知らせてください。

総務部長 百瀬 雅一 様



【N1(1級)合格】
オリンパスオプトテクノロジー株式会社 馬 静(ば・せい)さん(写真:中央)
河南省焦作市出身 2009年2月入国


3年のうちに1級を取ることを目標にずっと頑張ってきましたから、今回の知らせは本当に嬉しかった。あきらめずに継続して努力することが何よりも大切だなあと感じました。日本語試験の目標はもう達成してしまったけれど、自分ではまだまだ日本語ができるとは思っていないので、これからもずっと勉強は続けていきたい。そして、あと1年間日本にいる間に文化や習慣についてもいろいろと学びたいです。試験のプレッシャーがなくなったので、これからは楽しく元気に過ごしたいと思います。
【会社ご担当者様より】

日本語能力試験1級合格おめでとうございます。馬さんは日本に来たときから、3期生の中で日本語が一番上手で、字も日本人よりきれいに書くのですごいなと思っていました。今回の合格は、馬さんの日々の勉強・努力の成果で、本当に頭の下がる思いです。あと1年間さらに勉強を続けて、通訳ができるくらいのレベルを目標に頑張ってください。

組立グループ グループリーダー 神取 明男 様




【N1(1級)合格】
阿南部品株式会社  程 娟(てい・けん)さん(写真:右)
河南省焦作市出身 2008年3月入国


1級はたくさんの単語を覚えなければいけないので大変でした。毎日、会社の休み時間に新聞を借りて読み、寮に帰ってからも単語と文法の復習を続けました。それでも今回日本で最後の受験のチャンスと思ったら緊張してしまって、試験前夜はよく眠れなかったほどです。合格通知を受け取った時の気持ちは格別でした。日本での3年間が無駄にならないように、よい答えが出るようにと自分に言い聞かせて頑張ってきた努力が、これでやっと報われたと思いました。これからの目標はまだ決まっていませんが、もしチャンスがあったら、いつか将来もう一度日本に来たいです。
 【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社  景 颯颯(けい・そうそう)さん(写真:左から二人目)
河南省滑県出身 2010年7月入国


日本に来たばかりのときはどうやって勉強したらいいかわからないし、覚えた単語や言葉を使うときも失敗してばかりいました。受験すると決めたときから自分に対して課題を与え、毎日自分に向かって「今日一日本当に頑張りましたか」と問いかけました。自信をなくしたときは、少し笑顔を作って深呼吸すると気持ちが楽になりましたよ。2月14日、私にとって最高のプレゼントが届きました。手紙を開けて「合格」の二文字を見つけたとき嬉しくて事務所で飛び跳ねてしまい、みんなに笑われました。これから受験する皆さん、失敗は何も怖くありません。怖いのは、失敗したときに立ち上がろうとしないことです。努力を続ければよい結果は必ずついてきますよ。


【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社  劉 麗(りゅう・れい)さん(写真:前列左)
河南省焦作市出身 2008年3月入国


来日してからずっと勉強を続けて試験にも参加してきましたが、前2回の受験は残念ながら不合格に終わりました。諦めてしまわないように、次こそは失敗した経験を活かせるようにと自分自身を勇気づけ、今回帰国前の最後のチャンスでやっと2級合格を手に入れることができました。勉強の方法としては、日本に来た初めの頃はヒアリングが難しいと感じ、仕事の合間に日本人の社員に積極的に話しかけて日本語で交流を図るようにしました。おかげで、日本語の聞き取りだけでなく、会話で覚えた単語や文法を使ってみる練習にもなって一石二鳥でした。
 【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社  王 サン(おう・さん)さん(写真:前列中)
河南省洛陽市出身 2009年3月入国


受験すると決めた日から、絶対に成功するしかない、失敗しないぞと強く自分に言い聞かせてきました。私は子供の時から漫画が好きで、よくテレビで日本のアニメを見ていたので、ヒアリングは苦になりませんでした。難しかったのは単語です。外国語の勉強は、数学や物理と違って日々の積み重ねが大切で、特に私たち実習生は実習と勉強を両立しなければいけません。だらだらと長くではなく、効率よく学習するために、自分に合わせた学習計画を作って何ヶ月も努力を続けました。試験当日はできるだけのことをやったという気持ちがありましたから、緊張せずに自信を持って挑むことができたのもいい結果につながったかもしれません。
 【N2(2級)合格】
阿南部品株式会社  趙 賛娜(ちょう・さんな)さん(写真:前列右)
河南省洛陽市出身 2009年3月入国


中国の研修センターで日本語を教えてくれた陳先生と、3年間のうちに絶対2級に合格すると約束していましたから、今回無事合格できて本当に嬉しかった。毎日仕事が終わって寮に戻ってから、とにかく多くの練習問題を解くことを続けました。疲れて大変だと感じたときもありましたが、努力すればその分報われるものだなと思いました。日本での残りの実習期間は1年になってしまいましたが、これからもっとたくさんの言葉を覚えて、使いこなせるようになれば、日本の生活はもっと彩りの豊かなものになるでしょう。
【会社ご担当者様より】

5名のみなさん、合格おめでとうございます。日々の努力の積み重ねが実を結んだこと、本当に嬉しく思います。

程さん、劉さん。
ハガキを開けて「合格」の字を見たときの安心した表情が忘れられません。帰国を目前にしての合格。目標を達成しましたね。これからの未来が開けるように期待しています。

王さん、趙さん、景さん。
こつこつと勉強を続けてきた甲斐がありました。努力は大事ですね。ぜひ上のステップを目指してください。

今回は、14名が日本語試験にチャレンジしてくれました。これからも1人でも多く後に続いてくれるように期待しています。

管理部長 熊谷 朗 様



   

河南省焦作市で家族会議を開催!(2011.02月号)

平成23年1月に河南省での技能実習生の現地面接に併せて、同月9日に河南省焦作市に於いて、当組合としては洛陽市、僕陽市に続き、河南省では第4回目となる家族会議を開催しました。
 日曜日の開催とあって、現在来日している29名のご家族全てがご参加されると聞き、生活指導を行っている当組合の中国人職員から、担当している実習生の一言コメント、日本での仕事や生活を撮影した写真などを持参して家族会に臨みました。
 
 当日、31のご家族が集まっていると聞き、数が合わないのを不思議に思っていましたが、私と入れ違いで日本に入国して当組合で集合研修中の技能実習生のうち、焦作出身が2名おり、そのご家族も参加されているとのこと。その2名についてはコメントも写真も間に合わず、気の毒なことをしてしまいましたが、後日研修中の2名の写真を中国に送ることになりました。
 家族会の席上では、受入機関を代表して私がそれぞれの技能実習生の日本での仕事ぶり、生活の様子などを伝えました。ほとんどの実習生は真面目に日本での仕事に取り組み、受入企業の方からも良い評価をいただいていますが、残念ながら一部の実習生の中には仕事ぶりや生活態度で心配な者もいます。ご家族には率直に実習生の日本での様子を伝え、一層の頑張りが期待される実習生のご家族には、ぜひフォローをお願いしたいと話しました。 
 
 焦作での家族会議は2年前に続いて2回目であったため、旧知のご家族もいました。もうすぐ帰国が近いので、そういうご家族は心なしか嬉しそうなお顔をされているのが印象的でした。やはり近いとは言え、外国に息子や娘、あるいは夫や妻など配偶者がいるとなれば、様子がわからないご家族はとかく心配されます。現地面接で中国を訪問した折には、できるだけ家族会議の機会を作って日本での実習生の様子をご家族に伝え、無事に3年間の実習を終えて、元気で中国に帰国できるように、ご家族のサポートをお願いするように心がけたいと思いました。3月には吉林省梅河口市で初めての家族会議も計画していますし、その他の受入をしている省においても、随時家族会議の開催をしていきたいと考えています。
 
 最後にそれぞれの技能実習生のご家族との写真撮影、ご家族一同との集合写真など撮影しました。今度は技能実習生に日本での仕事や生活に安心して励んでもらうよう、帰国後それぞれにご家族の写真を配ることとなります。こうした活動も私たち日本の受入機関にとっては重要な活動の一環です。

   

新しくなった日本語能力試験 N1(旧1級)に2名が合格!(号外)

2010年より日本語能力試験の評価形式が変わり、従来の1級、2級という受験レベルが「N1」、「N2」と改められました。また出題形式や採点基準も新しくなり実務的、口語的な内容を問う問題が増えました。独学で受験に臨む技能実習生にとって合格へのハードルがやや高くなった反面、合格すればより実践的な日本語活用の場が広がるとも言えます。今回、見事に2名の実習生がN1(以前の1級に相当)に合格しました。本人の喜びの声と会社のコメントを紹介します。

 【N1(1級)合格】
阿南部品株式会社 李 莉莉(り・りり)さん
河南省レイ宝市出身 2008年3月入国


ちょうど1年前に2級、そして今回1級に合格できたことは、会社と経友会の支えがあってのことだと思います。高井社長や熊谷部長を中心に、いつも私たち研修生・実習生の日本語の勉強をサポートしていただき、本当に感謝しています。

勉強は、自分にとって最もよい方法を見つけてそれを継続すれば、きっとうまくいくと信じています。私もこれで満足せずさらに努力を続けて、もっともっと日本語が上手になって、中日友好の橋になれたらいいなあと思っています。12月には後輩たちも大勢受験する予定ですが、自分を信じて勉強し続けて欲しいです。
 【会社ご担当者様より】

莉莉さん、N1合格おめでとうございます。控え目な性格ですが、なぜか頼れるところがあり、いろいろと頼みごとばかりしてしまいますが、彼女はいつも笑顔で答えてくれます。(時々不思議な日本語を交えながら・・・)

これでまた、次のステップへと展望が開けたかと思います。日本語を活かした仕事で自分を発揮するもよし、留学などで更に自分を磨くのもよし、いろいろな可能性が広がりましたね。帰国後の生活を思い描いて、それに向かって努力しながら、これからも充実した日々を送って下さい。

管理部長 熊谷 朗様



【N1(1級)合格】
株式会社ハーモ 毋 得意(む・とくい)さん (写真:右から4人目)
河南省焦作市出身 2007年7月入国


日本で生活するためには、日本語を身につけることが重要です。しかし日本で生活する外国人にとって、最大の困難も日本語です。私は日本に来てからそのことに気がつき、仕事中に知らない言葉が出てきたらすぐにメモを取って休憩中に確認し、寮で勉強していてわからないことは翌日会社の日本人を捕まえて教えてもらいました。一日も休まず勉強を続け、3年間でたくさんの時間を費やしました。帰国直前の7月、私にとって最後のチャンスとなる試験がありました。中国に帰って落ち着いた頃、会社から経友会を通じて合格通知が届きました。これまでの努力が報われて心から嬉しかったです。
この合格は、日本での三年間ずっと私のことを気にかけてくれて、仕事や生活面でいろいろと助けていただいた藤原さんをはじめ会社の皆さんのおかげです。皆さんの支えなしでは合格することはできませんでした。この合格は私にとって一生の財産になります。帰国した後も勉強を続け、学んだ日本語を活かしたいと思います。
【会社ご担当者様より】

毋君 日本語能力試験1級合格おめでとうございます。弊社に実習生として配属になった時は、日本語が全くと言って良い位話せませんでしたし、話をしても理解してもらえず、本当にどうしていいか私も悩みました。
仕事をする上でもコミュニケーションが取れませんと、特に機械設備を使用しますので、大変危険です。
毋君にしても、相当悩まれたのではないかと思います。しかし、毋君の明るい性格が良い方に働き、徐々に仲間とも話が出来るようになり、少しづつではありますが、理解が進み、怪我もなく、仕事を覚え、弊社に取って必要な人となりました。今現在でも会社内で毋君の話が出て、どうしているのか皆が心配しています。努力の積み重ねが成果として1級合格に至ったわけですので、今後も勉強を続け、日本語を使って更に上手になる事を期待します。
今後も、毋君のまじめで、明るく、誰にでも気さくに接する、やさしい気持ちで自分の人生を作って行って下さい。本当に、おめでとうございました。

総研事業部 部長  多田 博様




帰国した実習生からの手紙 9月号

 日本では月見の習慣はかなりすたれてしまいましたが、中国では今でも旧暦8月15日の「中秋節」になると、多くの会社や学校が休みになり盛大にお祝いをします。お祝いの席で食べるのは月見団子ではなく、日本でもおなじみの中国菓子「月餅(げっぺい)」。満月に見立てた丸く平たい皮の中に、餡や木の実、玉子の黄身などが入っています。中秋が近づくとデパートには特設の「月餅コーナー」ができ、高いものでは1箱1万円以上もする豪華な月餅が並びます。
 中秋は、技能実習生にとっても、離れて暮らす家族との絆を確認する大切な日で、いつもより長電話をしたり手紙や写真を送る人も多いようです。そんなある日、3年間の日本滞在を終えて帰国した元・技能実習生から経友会宛に1通の手紙が届きました。日々の仕事や日本語学習に励んでいた彼の姿、家族に会える喜びで溢れていた帰国日の表情を思い出して嬉しくなりました。 


~ 経友会の先生方へ ~
 
 3年間、いろいろとお世話になりました。本当はこの手紙を日本語で書きたくて何度か試してみましたが、私の日本語では自分の思いを的確に伝えることができません。せっかく日本語試験の2級に合格しましたが、まだまだダメですね。ですから、この手紙の翻訳を張先生にお願いします。帰国してから家族や友達と過ごしたり、家を建てる準備をしているうちにどんどん時間が過ぎてしまい、ようやく落ち着いて手紙を書く気持ちになりました。連絡が遅くなったことをまずお詫びします。

 私は来日前に務めていた会社に復職しました。会社はトラクターのエンジンを製造していて、私はそこで機械設備のメンテナンスを担当しています。日本に行く前と後で仕事も生活もそれほど大きく変わりませんが、明らかに変わったと実感しているのは私自身の仕事に取り組む姿勢です。日本で働いたおかげで、自分が任された仕事に責任を持つこと、身を入れて働くことの尊さを学びました。会社に戻ってから、私の働きぶりは高く評価されています。これは全て、私を指導していただいた日本の受入会社と先生方のおかげです。また離れて過ごしたことで、家庭を大切にする気持ちが強くなりました。これからは家族や子供のために、自分の時間を割きたいです。
(中略)
 お金を稼ぐのが一番大切と勘違いしていた時期もあったけれど、今になって日本で過ごしたあの3年間は、お金で買えない貴重な経験だったと気がつきました。ときどき目をつぶって、素晴らしい日々を思い出しています。日本に行くことは私の人生で大きな決断でしたが、今は行ってよかったと心から感謝しています。これからだんだん寒くなりますので、先生方も体に気をつけてください。本当にありがとうございました。
                                 研修生 毛金龍

現在、経友会では県内の企業に100人を超す技能実習生を受け入れています。彼らの人生の中で、日本で過ごす3年間は短い期間かもしれませんが、こうして出会うことができたのも何かの縁です。実習が終わって帰国してからも、日本へ、長野へ行ってよかったといつまでも思ってもらえるよう、全力でサポートしていきたいと思っています。

日本文化とのふれあい! 5月号

 日本では春に豊作の祈願、秋に収穫の祭祀等で様々な伝統行事が各地で行われています。ここ長野県でも今年は七年に一度の天下の大祭、第23回諏訪御柱祭が開催されました。七年に一度しか開催されないことから、県内に住んでいる人でも祭りを直接目の当たりにする人は多くないと思われます。そんな中、弊組合の研修生が祭りを目の当たりにするどころか幸運にも祭りに参加するという機会に恵まれたのです。

 御柱祭に参加したのは、下諏訪にある株式会社サトー所属の王亜梅、王洪英、金娣の3名で、昨年の地区の夏祭りに社長さんらと一緒に参加した際、地区の役員の方の目にとまり、社長さんとともに御柱祭への参加要請を受けたようです。
 3人の役回りは里曳き行事の際に行われる花笠踊りで、今年3月から地区の練習に顔を出し始め、4月からは毎週土日と本格的に練習に取り組んできました。練習では踊りの先生である菊池さんから指導を受けました。言葉の壁、踊りの難しさ、足の痛み(初めての下駄に苦労)から弱音を吐いたこともあったようですが、同じく里曳き行事に参加する社長さん(社長さんは“どじょうすくい”担当)と最後まで頑張りました。

 御柱祭・下社里曳き行事は5月8~10日に行われました。事務局では社長さんと実習生が登場する9日に取材に行ってきました。取材日は日曜日ということもあり里曳きが行われる沿道は県内外からの観光客、祭りの参加者であふれていました。祭りがはじまり御柱が曳行される傍らで鮮やかな法被を着て、真剣なまなざしで一生懸命に踊りのリズムを踏む3人を見つけました。はるばる中国から日本に来て、今ここで華麗な踊りを披露している3人の姿はとても感動的でした。

 祭りの後、3人に感想を聞いてみました。中国のふるさとにも伝統行事がありますが、御柱祭では今までにない雰囲気を味わうことができたようです。3人は御柱祭に参加したことをとても誇りに思っているようで、写真を中国の家族や友人にも送って、みんなに祭りのことを紹介したいと話してくれました。
 たまたま参加した地区の夏祭りをきっかけにこのような素晴らしい体験ができたことは実習生にとって一生の思い出になることでしょう。実習生たちの日本の文化を積極的に理解しようとする姿勢、また地域に溶け込もうという姿勢をみてさらに感動した一日でした。

日本語能力試験に11名が合格!(号外)
2009年12月に実施された「日本語能力試験」に、弊組合から1級1名、2級10名が合格しました。合格者の喜びの声と、受入企業ご担当者様のお祝いコメントを紹介します。
 
【バ・セイさん】 ★2級合格
河南省焦作市出身 2009年2月入国
 「水到渠成」(水が流れれば、用水路はできる)
条件が備われば、物事は自然に順調に運ぶという意味です。勉強は長い期間にわたって少しずつ積み重ねることが大切です。いま頑張っているみなさん、続けてやれば結果はきっと出るはずです。頑張ってください。
【リ・セイレイさん】 ★2級合格
河南省洛陽市出身 2009年2月入国
初めは合格するのは無理と思いましたが、上司から「やればできる、何でもできる」と聞いてわかりました。試験前の1ヶ月間、陸川先生は勉強用のテキストを作り、昔の試験問題をコピーしてみんなに模擬テストをしていただきました。チームリーダーさんにも、試験前によい学習環境を提供していただきました。本当に先生方のおかげで合格できて感謝します。私は先輩にあやかって1級に合格したいですから、これから自分を上がって見せます。みんなも同じ人間だから、やれば何でもできるって信じてください。
【リ・エイコウさん】 ★1級合格
河南省長垣県出身 2008年2月入国
日本に来たとき、3年間を無駄にしないように日本語の勉強に励もう、最初からそう思いました。まもなく中国のお正月を迎える時、1級合格証は自分への最高のプレゼントとして届きました。3年間で一番欲しいものを手に入れて本当に嬉しかったです。他の仲間と比べて若くない時に日本に来て1級にチャレンジしたことは、自分の人生の中で誇りに思います。いい結果はやはり最高です! 帰国してから資格を生かすことができるかどうかはわかりませんが、これからも目標を持って続けて頑張ります。
【チョウ・ケイグンさん】 ★2級合格
河南省長葛市出身 2008年2月入国
日本語の勉強は、何度覚えてもすぐ忘れてしまう繰り返しでした。でも、会社の同僚や上司、友達が心から支援してくれたおかげで、自分に合う勉強方法を見つけました。今回通知を受けたとき、一番やりたいのはこの喜びを友達に教えることでした。抱き合って喜んだ気持ちはいつまでも忘れられない。何でも好きになる気持ちを持つのは重要なことです。これから勉強するみなさんに、「いそがばまわれ」という日本のことわざが役立つかもしれません。
 【会社ご担当者様より】

日本語能力試験合格おめでとうございます。日本に来て短い期間に日本語を理解して試験に合格できたことは、目標をしっかり持ち、大変な努力により、充実した毎日を過ごした結果であると推測します。慣れない環境の中での生活は、大変なプレッシャーであると思います。少しでも生活しやすいように職場でもバックアップしていきます。これからはより高度な目標を持ち、目標が実現できるよう、なお一層の努力に期待します。


金属加工課チームリーダー 加藤 清高 様

  【会社ご担当者様より】

日本語能力試験合格おめでとうございます。合格への道のりはそれぞれでした。夜、遅くまで勉強した人、地域の日本語勉強会へ行き勉強した人、スーパーの休憩コーナーで勉強した人・・・みなさんの毎日の努力の積み重ねで勝ち取った合格です。これからも初心を忘れずに目標を持ってがんばってください。私もうれしく思います。

組立グループチームリーダー 中村 光秀 様

 
【ロ・ケイさん】 ★2級合格
河南省内奥県出身 2008年3月入国
仕事で疲れた後、寮に戻って教科書を開くのは嫌なときもありましたが、一生懸命勉強しました。合格通知を受け取ったときはすごく嬉しかったです。目標は達成しましたが、これからも日本語の勉強を続けたいと思います。今、勉強しているみなさん、日本語が上手になったらきっと役に立つはずですから、お互いに頑張りましょう。
【シュウ・レイケンさん】 ★2級合格
河南省シン陽市出身 2008年3月入国
日本にいる3年間の時間を浪費したくないので日本語を勉強しましたが、今回努力が実ってとても嬉しいです。日本語は難しいけれど、ちゃんと勉強すれば会社のみなさんとぺらぺらしゃべることができるようになって気持ちがいいです。せっかく合格したので、帰国してからも日本語を仕事に活かしたいです。
 【会社ご担当者様より】

合格おめでとうございます。二人とも二回目の挑戦での合格ですが、毎日の勉強の成果が現れた結果です。これからも自信を持って、次の階級に是非チャレンジしてください。あなたの財産となります。

総務部長 百瀬 雅一 様

 
 
【ト・ヨウヒンさん】 ★2級合格
河南省許昌市出身 2007年7月入国
日本語能力試験2級を合格できましたことは、私が日本に来てからの一番の喜びです。合格できたのは、単に私のみの力によってなされたものではありません。常務や石倉係長、そして会社の皆さんのご支持や、研修生活をいつも支えてくれている経友会の先生方のご指導の賜物です。私は沢山の人にお世話になりました。私の人生の中で、もっとも忘れられない人たちです。心から感謝しています。本当にありがとうございます。私はこれからもっともっと日本語を勉強して、仕事の役に立てていきたいと思います。
【チョウ・エイケンさん】 ★2級合格
河南省焦作市出身 2007年7月入国
家族と離れて日本に来てもう2年半経ちます。この間、家族の世話をしてあげられなかったことは残念ですが、今回の日本語試験合格はその気持ちを補うものでした。前回受験したときは合格点にあと15点足りず、くじけそうになりましたが、必ずいい結果があると信じて勉強を続けてきました。もしあそこで諦めてしまっていたら、希望が叶わないところでした。応援してくれた会社の皆さん、経友会の先生たちが私に与えてくれた支持と激励に感謝いたします。
 【会社ご担当者様より】

 日本語能力試験合格おめでとう。毎日の小さな努力の積み重ねが結果となって表れました。ただ、現状で満足せずに、更にもう一ランク上を目指して努力を続けて下さい。杜君はそれだけの能力を持っていると信じています。

係長 石倉 伸二 様

 【会社ご担当者様より】

 張さん、日本語検定合格おめでとうございます。日頃の会話の中では試験に合格できるか少し心配でしたが、良く熱心に言葉の読み方や意味などをメモして頑張っていました。私たちの会話も少しずつキャッチボールが出来るようになり、仕事も遣りやすくなってきたのに7月には帰国。とても残念です。中国に帰ってからも日本での経験を生かせるよう様に頑張ってほしいです。

製造課主任 上田 香恵子 様

 
 
【リ・レイサンさん】 ★2級合格
河南省洛陽市出身 2008年7月入国
自分の実力では今回合格できると思っていなかったので、気楽に臨むことが出来ました。試験前日に松本に来てわざわざスーパーに醤油を買いに行ったのを思い出すとおかしくなり、試験会場で笑いが止まりませんでした。私にとって合格証書も大切ですが、本当の日本語を話す力のほうが大事だと思います。日本語に興味を持ち、学習に興味を持って、これからも勉強を続けていきたい。
【リン・ジョウジョウさん】 ★2級合格 
河南省洛陽市出身 2008年3月入国
日本語2級試験に合格してとてもうれしいです! 努力すればいい結果が出ると信じて続けてきましたが、日本に来てからこれまで、会社の皆さんにはたくさん迷惑をかけて申し訳ありませんでした。あと日本で残された1年間、どんなことに対しても責任を持ってまじめに対処したいと思います。そして、これからも日本語の勉強を趣味として、次は1級合格に向けてもう一回挑戦したいです。どうぞよろしくお願いします。
 【会社ご担当者様より】

林さん、李さん、合格おめでとうございます。二人は勉強熱心で、少しでも日本語を覚えようと日本人の従業員に一生懸命に話をしている姿を何度も見て来ているので、今回の合格は自分のことのように嬉しく思います。合格の裏には様々な苦労があったと思います。時には挫折し、苦悩し今まで経験したことが無いほど悩んだ時期もあったでしょう。しかし沢山悩んだ事・努力した事が「合格」と言うとても素晴らしい結果に繋がりました。また経友会の皆様、職場関係者及び日本へ送り出して頂いた家族の皆様に感謝して、現状で満足せず更に上を目指して、残りの研修生活を有意義に過ごして下さい。これからも応援しています。

管理部 白上 大 様

 
株式会社渋谷文泉閣(長野市)

【オウ・ギさん】 ★2級合格
河南省洛陽市出身 2007年11月入国
三度目の挑戦で合格証書を受け取ったときは、とても嬉しかったです。でも、その後すぐに気持ちは落ち着きました。まだ次の目標の1級が残っていますから。これから受験する皆さん、一級合格に向かって一緒に頑張ろう!
 【会社ご担当者様より】

 日本語能力試験2級合格おめでとうございます。日々の努力が2級合格につながったと思います。これからもまた努力を積み重ねていっていただき、1級もがんばってください。

宮本 英里 様



新しい「外国人研修・技能実習制度」について! 2月号
 既報の通り、7月1日より新しい「技能実習生受入制度」が施行されます。
今回は、昨年末に公表された法務省の指針から、本制度の改正点について主に受入企業様に影響のある部分を中心にご案内いたします。

1.制度上の変更点

  • 在留資格「研修(入国1年目)」、「特定活動(2・3年目)」がそれぞれ「技能実習1号」、「技能実習2号」という名称になり、これに伴って制度の名称も「外国人技能実習生受入制度」となりました。
  • 4月以降に在留許可申請を行う受入団体は、全て職業安定法に基づく職業紹介の許可または届出を行うことが必要となりました。当組合は、すでに有料職業紹介の許可(許可番号:20-ユ-300085)を得て、定款への事業記載も終了しています。
  • 従業員数による受入人数枠は以前の技能実習生制度と同じですが、新制度では従業員数に技能実習生の人数を含めることはできません。
   詳細は未定ですが、在留資格申請時に入管に提出する書類の追加、様式の変更等が予想されます。

2.入国前

  • 技能実習生の募集時に現地で母国語で雇用条件等を説明し、入国までに雇用契約を締結しなければなりません。当組合では事前に企業様と打ち合わせの上、必要に応じて雇用条件の提示と契約締結を代行いたします。
  • これまで実習作業は技能検定職種の内容に限られていましたが、生産現場の多能工化を受けて一定の「関連作業」や「周辺作業」を申請時の技能実習計画に盛り込むことが認められました。
  • 具体的には、検定職種に該当する「必須作業」が全体の1/2以上、必須作業に直接・間接的に寄与する「関連作業」が全体の1/2以下、必須作業や関連作業に含まれない「周辺作業」が全体の1/3以下で実習計画を構成し、計画書に①使用素材 ②使用機械・道具 ③製品例 ④指導体制(指導者の資格等)を記載する必要があります。


  • 1年目の講習終了後から受入企業様との雇用契約に基づき技能実習生に労働関係法令が適用
  • 技能実習に対する受入れ団体の責任及び監理が技能実習終了時まで継続



※海外で160時間以上の事前講習を受けた場合は1ヶ月。当組合は、1ヶ月です。

(財)国際研修協力機構資料


3.入国後

  • 入国後「日本語」、「生活一般に関する知識」、「実習生の法的保護に関する情報」、「円滑な技能習得に関する知識」についての講習(集合研修)を実施しなければなりません。 当組合では安曇野市に研修センターを所有し、中国人職員や社会保険労務士による講義を実施いたします。
  • 社会保険の加入、労働基準法や最低賃金法、雇用契約など法的保護の開始時期は、入国後の講習終了時点になります。このときから時間外労働や休日労働、シフト勤務も可能になります。
  • 技能実習生にも労働安全衛生法に基づく健康診断が必要です。当組合では来日前に現地医療機関において健康診断を実施しますので、雇入時健康診断は必要ありません。年一回の定期健康診断は企業様負担でお願いいたします。
  • 入国後、受入団体による月1回の受入企業訪問が義務づけられました。当組合では、既に全ての受入企業様に対し毎月1回、日本人・中国人職員による定期訪問と寮の衛生チェックを実施しています。
  • 技能検定の内容については、従前の研修制度と変わりません。実施時期は技能実習1号期間の3/4が経過した時点とされており、これまでよりも申請・受検とも1ヶ月程度早まる可能性があります。
  • 技能実習生入国から帰国まで、健康保険(国民健康保険)の一部負担金を補完する「JITCO保険」にご加入いただきます。現在、金融庁の認可申請中ですが、3年間を通して現行のJITCO「技能実習生保険」と同程度のご負担になると予想されます。
制度が始まって以来とも言える大きな改正ですが、我が国の進んだ技能、技術、知識を開発途上国へ移転するという本来の目的は変わるものではありません。当組合では今後も制度の主旨に則って、技能実習生受入制度に取り組んでまいります。受入にご興味をお持ちの企業様は、どうぞお気軽にお問い合せ下さい。



技能実習生が諏訪湖マラソンにチャレンジ! 12月号

 今年で21回目を数え、県内の秋のスポーツイベントとして定着した「諏訪湖マラソン」。今年は10月25日に開催されましたが、全国から集まった7000人の市民ランナーに混じって、弊組合の技能実習生・羅燕(らえん)さんが諏訪湖を一周するハーフマラソンに挑みました。羅燕さんは中国河南省の出身で2007年7月に来日し、現在、株式会社ダイワ工業(岡谷市)で電子機器組立の実習に励んでいます。帰国を来年に控え、3年間の日本滞在の総決算として何か思い出に残ることがしたいと考えて、地元で開かれる「諏訪湖マラソン」への参加を思いつきました。普段から体を動かすのが好きで休みには諏訪湖畔をジョギングしていたそうですが、マラソン大会への参加は初めての経験。彼女のエントリーを知った同社の遠藤部長も、「本当に大丈夫なの?」と半信半疑だったそうです。経友会事務局も彼女の勇姿を見届けるため、職員が応援に出かけることにしました。

 当日は、うす曇りで気温も高くなくマラソンに適した気候となりました。10時に諏訪湖ヨットハーバーをスタートしたランナーは、途中5箇所の関門をクリアしながら、21.0975㎞先のゴールを目指します。号砲が鳴った直後は大勢の人が入り乱れていますが、5㎞を過ぎるあたりからだいぶ人の流れがばらけてきます。辛そうに顔をゆがめたり、足を止めて路肩を歩く人の姿も目につくようになりました。しばらく待っていると羅燕さんの姿が見えましたが、まだまだ快調な足取り。ガンバレ! と声をかけると、笑顔で手を振ってくれました。彼女を見送ったあと、事務局は自転車でゴール手前へ先回りします。澄んだ空気を切り裂いて走るサイクリングはなかなか快適、と思っていたら、だんだんペダルを漕ぐ足が張ってきました。自転車でさえこんなに苦しいのですから、自分の足で走るのはさぞかし大変でしょう。湖面の青と、色づきはじめた八ヶ岳の紅葉に励まされ、何とか最後のチェックポイント地点に到着しました。

ここまで来ると、ゴールまではあと一頑張り。沿道の声援もいっそう熱が入りますが、待てども待てども羅燕さんが現れません。まさか途中で棄権したのかな、それとも時間切れで失格になってしまったのかな、と心配になりかけた頃、「来た!」。ゼッケン4201番が見えてきました。さすがに足取りは重く、表情からも疲労の色が見えますが、力を振り絞って一歩一歩を進めます。ラストはありったけの力を振り絞って、2時間17分2秒のタイムでフィニッシュ! 全参加者6137人中4607位と、初挑戦のマラソンにしては大健闘でした。

見事完走した羅燕さん、9月には来日以来の目標だった日本語能力試験2級の合格証書が届いたこともあり、ダブルの喜びとなりました。「マラソンでは、自分のペースを守って、ゴールに向かって一歩一歩コツコツと歩みを進めます。途中で辛くてくじけそうになっても、ゴールの栄光を夢見て自分を励まし、諦めずにまた一歩を踏み出す。日本語の勉強もマラソンと同じです。最後まで走り切ったことで自信を持つことができました」と嬉しそうに語ってくれました。彼女にとっては秋の諏訪湖畔の美しい風景とともに、忘れられない一日となったことでしょう。

安曇野研修センターのお知らせ

 経友会では、安曇野市堀金に「経友会安曇野研修センター」を所有し、第一次受入機関の役割として必須となっている「入国後1ヶ月(160時間)」の非実務研修(日本語、生活習慣や公共道徳、日本の会社の考え方など)を実施しています。来年1月には新たに技能実習生が来日し、同センターにて集合研修を行います。
 また、平成22年度は、3月、5月、7月、9月、11月に受入面接を予定しております。経友会事務局も研修センターへ移転し、見学も随時受付しております。ご希望される方は、お気軽にご連絡ください。

最難関の1級に経友会から3名の技能実習生が合格! 10月号
 今年7月に弊組合から21名の技能実習生(技能実習生)が日本語能力試験を受験し、うち7名が見事1級,2級に合格しました! 公表では昨年の合格率は1級、2級とも約40%となっていますが、これは大学や日本語学校で何年も日本語を勉強した留学生や、海外の日系企業で勤務する受験者なども含めたデータです。全くのゼロから日本語学習を始めてほぼ独学、しかも1~2年という短期間で栄誉を手にした技能実習生たちの努力、そしてそれを支えていただいた受入企業やご担当者様のご苦労は想像に難くありません。    今回、同試験に4名の合格者を輩出したオリンパスオプトテクノロジー株式会社(辰野町)で、合格者と企業ご担当者様に喜びの声を聞くことができました。

 オリンパスオプトテクノロジー株式会社
 〈日本語能力試験 合格者〉  
 キン・カカさん  ★1級合格
 ショウ・ブンコウさん  ★1級合格
 リ・リョクさん  ★1級合格
 オウ・ガンさん  ★2級合格
写真左から
【キン・カカさん】
河南省焦作市出身・2007年2月入国
皆さんのおかげで今回1級に合格できました。

今年2月に2級に合格して、1級の勉強を始めた時は大変だと思いましたが、どんな事でもやりよう次第で可能であるとわかりました。

ただ、1級に受かったからと言って、まだわからないことやできないことは山ほどたくさんあります。

これからも仕事や勉強を頑張って続け、中国に帰ってから日本で得たこと、経験したことをいかせたら嬉しいです。
【ショウ・ブンコウさん】
河南省焦作市出身・2007年2月入国
合格できるかどうかギリギリだと思っていたので、結果の通知が来たときは胸がドキドキしました。

結果を見たら、自然に笑顔が出ました。あと半年ほどで研修期間も終わり、私は日本国を離れます。

これまで会社にいろいろと迷惑をかけましたが、日本語だけでなく、仕事や生活面でたくさんの勉強をさせてもらい自分に自信がつきました。

本当に会社の皆様に感謝します。日本で学んだことの全てを胸に残し、故郷に帰ってから第二の人生でよいスタートが切れると思います。
【リ・リョクさん】
河南省洛陽市出身・2008年2月入国
日本に来て1年半で欲しかったものを手に入れることができました。

あの瞬間は本当に嬉しかったですが、嬉しさは一瞬の後で消え去ってしまいました。

それは、これからも勉強を続けないと、今までの努力が全部無駄になるとわかっているからです。

1級は一つの到達点ですが、今後の目標は中国に帰るまでに日本語を母語のように話せるようになることです。

これから受験する皆さんには、学習意欲を保つことと、明確な目標を立てることを言いたい。

いい加減な目標は自分を許す口実に過ぎません。

それさえ守れば、きっとよい結果が得られるよ!
【オウ・ガンさん】
河南省洛陽市出身・2007年2月入国
3回目の受験でしたから、そろそろ自分でも合格するのではないかと思っていました。

試験前によく模擬テストをやって、自分の弱いところを集中的に練習したのがよかったのかな。

日本にいる間にもう一回受験の機会があるので今度は日本語1級めざして勉強しますが、私は英語の勉強も好きなので、その前に英検準2級に挑戦してみたい気持ちもあります。
 
【会社ご担当者様より】

キンさん、ショウさん、リさん、オウさん、検定合格おめでとう御座います。

来国して以来、慣れない地で研修実習をしながらの日本語の勉強は、非常に大変だったと思います。

弊社として2年半前に初めて技能実習生を受け入れてから、お互いに手探りの状態で、試行錯誤を繰り返しながらの毎日でした。

こうした中、今回4名の皆さんが日本語能力検定に合格した事は、本人達の強い意志と毎日の努力の賜物ですが、それと同時に、経友会の皆様、職場の関係者の御指導・御協力、中国に残した家族の愛情がなければ、今の喜びの言葉はなかったはずです。

関係者の皆様にはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

又、合格した皆さんは、この状況に満足することなく、もっと高い目標を持って有意義な研修、実習生活を送って下さい。

日本での3年間は一生の中では本当に短い時間ですが、得た物は自分の人生の大きな宝物です。

皆さんが毎日毎日を大切に、宝物を増やして帰国の日を迎えて頂くことを思い描いて、お祝いのメッセージにさせて頂きます。
 
 
 株式会社ダイワ工業 『2級合格者』
 【ラ・エンさん】 
河南省焦作市出身 2007年7月入国
日本語の学習は、私の趣味のマラソンとよく似ています。

強い意志を持ってスタートラインに立ち、途中で何度も転んでくじけそうになっても、ゴールで待つ栄光を夢見て、力強く自分を励まし、諦めずにまた一歩を踏み出す。

今回、やっと第一関門を突破することができましたが、これは長い道のりの中の通過点です。

ここから私はさらに歩幅を大きくして、スピードを上げてゴールを目指します。

今は辛くても、厳しい冬の寒さに耐えてこそ、春に咲く梅の香りを楽しむことができるでしょう。

私を信じて、励ましてくれた全ての人に感謝します。
【会社ご担当者様より】


決して諦めない強い心を持ち続けたことが今回の合格に至ったのだと思う。

1日の実習作業後に、一人で食堂の机に向かって一生懸命勉強している姿を見ました。

まだ日本で残された時間がありますから、さらに上を目指してこれからも頑張って欲しい。

来年、中国に帰った後に、必ず幸せが待っているから。本当におめでとう!

営業部長 遠藤  様 


 
 阿南部品株式会社
 〈日本語能力試験 合格者〉  
 テイ・ケンさん(写真:中)  ★2級合格
 リ・リリさん(写真:右)  ★2級合格
 
【テイ・ケンさん】
河南省焦作市出身 2008年3月入国
試験を受ける前から、会社の皆さんや中国の家族が大きな期待をしてくれていることがわかっていましたから、もし今回合格できなかったらどうしようと思って、実はずっと不安を感じていました。

思うように勉強が進まず、途中で諦めそうになったこともあったけれど、そんな時は頭の中で自分の未来を思い描いて気持ちを切り替えました。

合格通知が届いたときの嬉しさは格別でしたが、同時に自分の中で次の新しい目標が生まれました。

これからもっと自分の日本語を練り上げて、ぺらぺらに話せるようになりたいと思っています。
 
【リ・リリさん】
河南省レイ宝市出身 2008年3月入国
日本語の勉強で大変だったことは、少し時間が経つとせっかく覚えた知識を忘れてしまうことです。

何回も何回も、同じことを繰り返してやらなければなりません。

毎日の実習が終わったあと、寮に帰って日本語を勉強するのは大変です。

時には本を開きたくない日もありました。

そんな時は本を読む代わりにテレビを見て耳から日本語を覚えるようにしました。

試験の当日は、自分でも理由がわからないくらいすごく緊張しましたが、それでも合格できて本当によかったです。

これからも頑張ります。
【会社ご担当者様より】


合格おめでとうございます。

いつも頑張っている姿を見てきた者として、とてもうれしく思います。

彼女たちは現場実習においても、生活面でも、また先輩が帰国した後は社内の通訳としても活躍しています。

その姿を見て時々思うのは、こんな辺鄙な田舎に連れてきてよかったものかと・・・。

入国したときは不安だったと思いますが、経友会の皆様や周りの社員たちに支えられてここまで来ました。

その人たちへの感謝の気持ちを忘れず、さらに努力して上のステップを目指してください。

必ずたどり着けると信じています。

管理部長 熊谷 様

 

技能実習生・実習生をバックアップ!中国人職員のご紹介 7月号
 経友会の外国人技能実習生事業を再開して4年間着々と進んでおります。現在は企業が13社、技能実習生・実習生が128名の受入れ実績です。当組合は技能実習生事業受入れの実績を伸ばすと同時に、バックアップ体制にも力を入れております。
 バックアップ体制の一つに、中国人職員の確保をあげられます。これは、中国から来ている技能実習生・実習生の皆さんにとって、心強い存在になります。それに企業と技能実習生・実習生の間に伝達と調整役として欠かせない存在だと自負しています。実際、技能実習生・実習生が病気の時、病院診察の付き添いから技能検定試験の勉強の手伝い、企業専門用語集の翻訳・作成、技能実習生を対象とする日本語ミニテスト実施、日本語能力試験受験のサポート、個人の悩み相談、辺鄙地域の主食の調達まであらゆる面で力を発揮しております。現在組合は3名の中国人職員が勤務して、受入れ技能実習生・実習生人数に比例すると、迅速に対応できるのではないかと思っております。以下に私たち3名の中国人職員を紹介します。

 《張小麗》 1975年中国江蘇省連雲港市出身。実家の影響で日本語を始め、日本人と接する機会がたくさんありました。また、長野日本無線現地企業で勤務して、長野のことを知り、長野へ留学しようと決意しました。1998年日本語能力試験1級合格、2001年に来日、長野外語アカデミー(上田市)を経て、信州大学人文学部に入学しました。留学時代は学業とアルバイトの両立の中で、日本の社会に溶け込むことができました。2007年4月から経友会に入社して、まだ仕事の経験や知識が不足で困ったり、悩んだりすることもありますが、自分の現在の力を精一杯出して周りに役に立ちたいと思っております。

 《張玉欣》 1976年中国河北省安国市出身。本市の職業技術教育センターで4年間西洋と東洋医学を勉強しました。さらに日本で医学を学ぼうとして、信州大学の医学部を目指しました。2001年日本語能力試験1級合格。そのうち、病気の元になる環境の重要さに気づき、2002年理学部の物質循環学科に入学しました。卒業後、同学部の工学系地球生物圏化学研究科で修士課程を修了しました。2008年経友会に入社して、現在医学の知識を生かして、技能実習生・実習生の生活習慣や健康管理などにアドバイスしております。また、仕事熱心で、明るくパワフルなところは誰にも負けないと自信を持っております。


 《白額尓徳尼倉》 1979年中国内蒙古自治区通遼市出身。内蒙古師範専門学校と呼和浩特(フフホト)の短期大学で美術を学びました。短期大学と提携した長野大学があるため、長野大学に留学することになりました。2005年日本語能力試験1級合格。今年4月より経友会に入社して、まだ3ヶ月ですが早く仕事ができるように日々勉強に励んでおります。現在一生懸命受入れ企業の専門用語集の翻訳と派遣中国語教師を担当しております。
 
経友会では、安曇野市堀金に「経友会安曇野研修センター」を所有し、第一次受入機関の役割として必須となっている「入国後1ヶ月(160時間)」の非実務研修(日本語、生活習慣や公共道徳、日本の会社の考え方など)を実施しています。見学をご希望される方は、お気軽にご連絡ください。
努力が結実!日本語能力試験に合格者を輩出!5月号

  異国で研修・実習に励む技能実習生にとって、仕事でも生活でも日本語の習得は必要不可欠です。技能実習生の中には、日本に滞在する3年の間に(財)日本国際教育支援協会が主催する「日本語能力試験」に合格する目標を定めて学習に励む者もおり、経友会でも積極的な受験を奨励しています。この試験は、日本語を母語としない人を対象に1級から4級までの日本語能力を認定するもので、国内外50ヶ国で60万人以上が受験する大規模な試験です。受験者には日本への留学を目指す大学生やすでに日系企業で働いている社会人も多く、ゼロから日本語の勉強を始めた技能実習生にとってはかなり手応えのある資格ですが、それだけに合格したときの達成感もあります。がんばって難関の2級、さらに最難関の1級に合格すれば、研修先企業の評価だけでなく、帰国後の復職待遇にも大きく寄与することでしょう。

 経友会の中国人技能実習生たちは、選抜面接に合格したあとの導入教育として入国前に3ヶ月間、みっちりと日本語学習に取り組んでから来日します。しかし、語学の習得センスや理解の速度には個人差もあり、入国後の集合研修を合わせた計4ヶ月間では、基本的な意思疎通ができるようになるくらいが限界です。そこで経友会では、集合研修が終わって各社での研修が始まった後も、彼らが日本語学習のモチベーションを維持して進捗度合いを確認できるよう、毎月の訪問時に独自の「日本語ミニテスト」を実施したり、多くの技能実習生が苦手とする「聴解(ヒアリング)」用のCDを貸与するなどバックアップ体制に力を入れています。また受入企業様の側でも、毎日日本語で日誌を書かせて添削していただいたり、有志社員が終業後にフリートークの相手をするなど、意欲的に技能実習生の日本語指導に取り組んでいただいているところもあります。

 昨年末に実施された日本語能力試験の合否通知は、今年2月になって技能実習生の手元に届きました。何度目かの挑戦でついに合格を手にした者、帰国直前のラストチャンスをつかんだ者、合格まであと数点の壁に涙を飲んだ者・・・悲喜こもごもの報が伝わるたび、経友会スタッフも彼らと同じ気持ちで一喜一憂しました。熱心に日本語指導に取り組んでいただいていたある会社からは4名が2級、1名が3級に合格したという嬉しい知らせがあり、社内で合格証書の授与式を行い、奨励金を進呈して表彰していただきました。合格者の中には、すでに次なる1級に向けて学習を始めた者もいれば、晴れやかな彼らの姿を見て次回こそはと決意を新たにした者もいたようです。
 日々の研修、実習と並行して独学で日本語を学ぶことは、大変な苦労だと思います。帰国後の夢に向かって頑張る彼らには本当に頭が下がる思いですし、一人でも多くの技能実習生の努力が報われるよう、事務局でもしっかりサポートしていきたいと思っています。

 
経友会では、安曇野市堀金に「経友会安曇野研修センター」を所有し、第一次受入機関の役割として必須となっている「入国後1ヶ月(160時間)」の非実務研修(日本語、生活習慣や公共道徳、日本の会社の考え方など)を実施しています。見学をご希望される方は、お気軽にご連絡ください。
はじめて江蘇省から技能実習生がやってきました! 3月号
 2005年11月に、当組合の技能実習生第1期生が入国してから、3年と数ヶ月が過ぎ、現在では100人を越す技能実習生と技能実習生が元気に一生懸命働いています。入国した技能実習生(実習生含む)の出身地は、今まで河南省と吉林省の2ヵ所でしたが、今年の1月には新たに江蘇省から3人の技能実習生が入国して参りました。
 3人の故郷である江蘇省は上海に近く、水産資源が豊富で中でも陽澄湖は上海蟹の産地として有名です。料理は揚州炒飯に代表されるように、サッパリとしていて日本人の口に合い易いのが特徴です。また、山水、庭園、名所旧跡、観光都市などが集中しており、南京、蘇州、揚州、鎮江、常熟、徐州、淮安など、中国で歴史文化都市が最も多い省です。西遊記の孫悟空が生まれたと言われている花果山もあり、日本人にも馴染深いところです。
 1月は、河南省、吉林省、江蘇省の3ヶ所の技能実習生が一緒に企業へ行く前の集合研修をし、それぞれ出身地が違う技能実習生同士でうち解け、助け合いながら一生懸命研修に励んでいました。全国的な景気悪化を受けて、当組合でも新たに技能実習生を受入される企業様は以前より少なくなっているのが現状です。技能実習生にとっても逆風下での船出となりますが、希望を持って日本へ来た彼女らに期待したいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします 1月号
 新年おめでとうございます。今年も技能実習生ニュースをどうぞよろしくお願いいたします。1月中旬、経友会の第13期生となる技能実習生が河南省、吉林省、江蘇省から来日しました。現在は経友会安曇野研修センターで集合研修の真最中です。
 さて、今回はその技能実習生たちから聞いた中国のお正月をご紹介いたします。中国のお正月は「春節(しゅんせつ)」と呼ばれ旧暦の新年でお祝いされます。今年の春節は、1月26日。当組合の中国人職員もうっかりするくらい、毎年日付が異なるのが特徴です。



 大晦日、一家団欒の夕食後に一家全員が日本の年越しそばと同じように年越しの「餃子」を作ります。山盛りに盛られた餃子の中に、綺麗に洗ったコインを入れ、一番先に食べ当てた人はその年お金持ちになると言われています。集合研修中、技能実習生と親睦・交流を兼ね「手作り餃子の会」を企画しますが、その時はいつもこのお正月の餃子の話題で盛り上がります。
 今年は、日本で春節を迎える技能実習生たち。中国で3ヶ月間、共に生活し、日本語や生活習慣について学んできた技能実習生たちは、すでに家族のような関係だと話します。春節には、家族に電話をしてふるさとを思いながら、新たな家族となった仲間達と話に華を咲かせることでしょう。

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